3年ぶりライトアップ 27日から/黒石・中野もみじ山

所々の木々が色づき始め、今月末から見ごろを迎える見込みの中野もみじ山=19日

 紅葉の名所として知られる青森県黒石市の中野もみじ山で、21日から臨時観光案内所が開設される。27日からは3年ぶりにライトアップを実施、色づいた山肌を照らし行楽客をもてなす。黒石観光協会によると現在は色づき始めの状態で、紅葉の見ごろは27日ごろから11月上旬の見込み。

 同協会は19日、中野神社で安全祈願祭を行い、関係者らが、各地から訪れる行楽客の無事故や期間中天候に恵まれることなどを祈った。神事を終え、同協会の石澤照代会長は「皆さんが紅葉を心待ちにしている。県外や外国からも来ると思うので、心から歓迎する」と話した。所々の木々が色づき始めている同日、もみじ山には家族連れや団体客が訪れ、赤く色づいた葉にスマートフォンを向けるなどしていた。

 臨時案内所の開設は11月6日まで。来場者には、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からマスク着用、入り口での検温、連絡先の記入を求める。ライトアップは27日から11月3日までの日没から午後8時まで。同協会は行楽客に対し、津軽伝承工芸館の駐車場利用を呼びかけている。

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