全国伝統こけし工人フェス黒石で

こけしがずらりと並ぶ工人フェスティバル

 全国伝統こけし工人フェスティバルが15日、2日間の日程で青森県黒石市の津軽こけし館で始まり、大勢のファンが好みのこけしを品定めしている。

 開館した1988年から続く恒例行事で35回目。津軽系、南部系、鳴子系、遠刈田系、弥治郎系の5系統の工人19人が出品している。伝統的なこけしのほか、ハロウィーンにちなんだものなど新たな趣向の作品も並ぶ。遮光器土偶をモチーフにしたこけしを出品している、津軽こけし工人会の阿保六知秀(むちひで)会長(72)は「リピーターのお客さんが多いので、皆、本来の伝統を守りつつ、試行錯誤も重ね喜ばれる作品作りを心がけている。私たちにとっても切磋琢磨(せっさたくま)と情報交換の場」という。

 遠刈田系で宮城県蔵王町観光物産協会の小山芳美さん(41)は、町の後継者育成事業で2019年に工人デビュー。「いろいろな方の作品を見ることができて、私自身わくわくしています」と初出品を喜んでいた。

 福島県三春町から来場した主婦信太(しだ)百合枝さん(52)は「とても癒やされる。普段はネット通販を利用しているが、ここでは工人さんと会話して購入できるのが一番の魅力」と話していた。

 16日は午前9時から午後4時まで。駐車場ではクラフトや飲食のブースが並ぶ「K-MEETING」も併催している。

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