車内秋色 耳に癒やしを/「キリギリス・バス」運行・南部バス

バスの車内に置かれているキリギリスの虫籠

 南部バスを運行する岩手県北自動車南部支社(青森県八戸市)が、キリギリスの虫籠を乗せた「キリギリス・バス」を運行している。秋の風情を感じさせるキリギリスの鳴き声が、乗客を楽しませている。

 同バスの運行は2007年から始まり、今年で16年目。同市の市民団体「すず虫とキリギリスを愛する会」(松倉安紀会長)の協力を受け実施している。

 キリギリスが“乗車”しているのは、同市のショッピングセンターのラピア、ピアドゥとコラボレーションしたラッピングバス2台。キリギリス1匹が入った虫籠を一つずつ置いている。バスは岬台団地とラピアやピアドゥを結ぶ路線を走っている。

 同支社乗合部の大宮貴芳さんは「今年もこれまでと変わらないキリギリスのいい音色を届けることができた。ぜひバスに乗ってみてほしい」と話す。

 同バスは9月末まで運行する予定。

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