弘前ねぷた300年祭特別運行閉幕 沿道沸く

多くの観客が沿道で拍手を送る中、計9台の大灯籠が弘前駅前地区を練り歩いた「弘前ねぷた300年祭特別運行」=28日

 弘前ねぷた300年祭の特別運行は最終日の28日、青森県弘前市の弘前駅前地区で行われた。記念の年を締めくくるメインイベントを通じ、関係者は伝統を未来につなぐ思いを新たにした。

 午前11時、初日と同じように津軽情っ張り大太鼓を先頭に運行がスタート。約1キロのコースを組ねぷたや高さ9メートル超の扇ねぷた、友好都市の北海道斜里町や群馬県太田市の扇ねぷた、青森ねぶたなど計9台の大灯籠が練り歩き、沿道の観客を沸かせた。

 弘前市の主婦佐藤祐香子さん(48)は「300年の歴史を誇りに思う。青森ねぶたの囃子(はやし)も聞けて楽しい」と話した。

 新型コロナの影響でここ2年は祭りが中止に。300年の記念の年に3年ぶりの合同運行開催が重なり、関係者の感慨もひとしおだ。元日参拝に始まり、さまざまな企画をしてきた「弘前ねぷた合同運行300年祭部会」部会長の石川峰嗣(みねつぐ)さん(61)は「(300年祭を)4年前に発案し、事故なく終えることができてほっとしている」と話した。

 今年は合同運行の参加台数が例年に比べ約3割減り、担い手不足など今後も課題は山積み。一方で、新規団体の参入など明るい材料もある。石川さんは「400年に向けてのスタートという気持ち。来年、再来年と(合同運行を)続けて盛り上げていきたい」と語った。

弘前市

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