東北町職員が食リポ動画「地元飲食店を応援」

1回目の収録に臨む藤田さん(左)と田中さん=7月

 東北町商工観光課を中心とした町若手職員6人が7月から、同町の食を発信・PRしようと、町観光協会のホームページに掲載している昼営業の飲食店を紹介するグルメリポート動画を制作している。職員らは「動画をきっかけに東北町に足を運んでもらい、グルメ巡りをしてもらえれば」と張り切っている。

 町内飲食店を巡るグルメリポートの動画制作は初めて。「#真子のまんぷく東北」と題し、リポーターには、グルメ巡りが趣味という同課の藤田真子主事(26)を起用した。仕事が昼休みに入り、同協会のホームページを見て、各店を訪れるストーリー。同町のゆるキャラ「しじみーる」も登場する。

 7月中旬には、青い森鉄道乙供駅前の「味処(どころ)たなか」で1回目の収録に臨んだ。店主の田中淳さん(60)とやりとりしながら、人気の「黒豚とんかつ定食」のこだわりを聞き、視聴者が分かりやすいように料理のアップなどを撮影。藤田さんが食べて「お肉が軟らかくておいしい。さっぱりした甘みで女性でもペロリといけちゃいそうですね」とうれしそうに感想を述べた。

 収録を終え、同課の西濱大祐主任主査(35)は「町内の飲食店を応援したい、という役場内の別々の課の若手職員から協力してもらい、一つのチームで町を盛り上げていきたい」と話した。

 長久保耕治町長は「町内には地元食材を生かした料理、また創意工夫を凝らしたおいしい料理を提供する飲食店が数多くある。コロナ下で疲弊した飲食店の活性化につながってくれれば」と期待を込めた。

 動画は4~5分程度で、1回目の動画は町観光協会のホームページ(https://tohoku-kankou.com/)から見ることができる。本年度末までに各飲食店の収録を終え、計6店舗を紹介する予定。

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