小高い緑地に江戸時代の茅葺(かやぶ)き古民家。東北町「みどりの大地とロマンの森公園」にある農家レストラン「まなかのカフェ」だ。6~10月の毎月第1土曜日と完全予約制での限定営業ながら、風情ある空間でゆったりと地元食材を使ったお膳「まなかランチ」が味わえると根強い人気がある。
まだ蒸し暑い夏の終わりに入り口をくぐると、高い天井、むき出しの梁(はり)。縁側や窓から風が抜け、心地が良い。地元の女性たち「まなかのカフェのかっちゃ」(町特産品販売促進協議会)が運営している。
この日のお品書きはナスの煮浸し、ニンジンと枝豆の白和(あ)え、ナガイモと豆の梅ジュレがけと小鉢3品。お椀(わん)は小川原湖のガニ汁、メインの鶏南蛮には自家製タルタルソース。まっしぐらのご飯に、キュウリのからし漬け。ミニトマトのゼリーとコーヒー。
「食材は大半がメンバー自家栽培の野菜。各自持ち寄って、地の物の旨(うま)みを出すように味は調えるだけ。若いお客さんたちにも全部おいしいと喜んでもらえました」。会長の江刺家りつ子さん(69)が目を細める。
「白和えは出汁(だし)がきいてますね」と得意げに言って後悔した。「塩だけですよ」と江刺家さん。塩だけでこの旨みとは恐るべし。地場野菜の滋味に癒やされました。
■予約問い合わせは「まなかのカフェ」(電話080-6040-4769)
【長久保耕治町長から】地域の魅力 「まなか」から発信
東北町特産品販売促進協議会は、町の地域活性化を目的に、地元の農産物や加工品などの販売促進活動を行う団体です。活動拠点には茅葺(かやぶ)き家屋の農家レストラン「まなかのカフェ」があり、季節限定で営業しています。
「まなかのカフェ」では地元食材を使った料理を提供するほか、名産のナガイモ、ニンニク、シジミなどを生かし、ナガイモ入りのすいとんやドーナツなど多数の加工品を開発しています。その他町のイベントやフェアにも積極的に参加し、地域の魅力を広く発信しています。
【さらにチェック】10月5日 宝湖の幸「美味満彩祭り」
小川原湖の幸や地元グルメが楽しめる「美味満彩(びみまんさい)祭り」が10月5日、小川原湖交流センター「宝湖館」で開催される。午前10時から午後3時まで。
小川原湖産ヤマトジシミのすくい取りは1回500円。大好評につき、今年は総重量を大幅に増量する。
午前11時からは「しらうおピザ」を400食限定販売。エサやり体験ができる「ふれあい動物園」や青森ヒバサウナカーも出現する。
問い合わせは、町商工観光課(電話0176-56-4148)へ。
まだ蒸し暑い夏の終わりに入り口をくぐると、高い天井、むき出しの梁(はり)。縁側や窓から風が抜け、心地が良い。地元の女性たち「まなかのカフェのかっちゃ」(町特産品販売促進協議会)が運営している。
この日のお品書きはナスの煮浸し、ニンジンと枝豆の白和(あ)え、ナガイモと豆の梅ジュレがけと小鉢3品。お椀(わん)は小川原湖のガニ汁、メインの鶏南蛮には自家製タルタルソース。まっしぐらのご飯に、キュウリのからし漬け。ミニトマトのゼリーとコーヒー。
「食材は大半がメンバー自家栽培の野菜。各自持ち寄って、地の物の旨(うま)みを出すように味は調えるだけ。若いお客さんたちにも全部おいしいと喜んでもらえました」。会長の江刺家りつ子さん(69)が目を細める。
「白和えは出汁(だし)がきいてますね」と得意げに言って後悔した。「塩だけですよ」と江刺家さん。塩だけでこの旨みとは恐るべし。地場野菜の滋味に癒やされました。
■予約問い合わせは「まなかのカフェ」(電話080-6040-4769)
【長久保耕治町長から】地域の魅力 「まなか」から発信
東北町特産品販売促進協議会は、町の地域活性化を目的に、地元の農産物や加工品などの販売促進活動を行う団体です。活動拠点には茅葺(かやぶ)き家屋の農家レストラン「まなかのカフェ」があり、季節限定で営業しています。
「まなかのカフェ」では地元食材を使った料理を提供するほか、名産のナガイモ、ニンニク、シジミなどを生かし、ナガイモ入りのすいとんやドーナツなど多数の加工品を開発しています。その他町のイベントやフェアにも積極的に参加し、地域の魅力を広く発信しています。
【さらにチェック】10月5日 宝湖の幸「美味満彩祭り」
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小川原湖産ヤマトジシミのすくい取りは1回500円。大好評につき、今年は総重量を大幅に増量する。
午前11時からは「しらうおピザ」を400食限定販売。エサやり体験ができる「ふれあい動物園」や青森ヒバサウナカーも出現する。
問い合わせは、町商工観光課(電話0176-56-4148)へ。



