旧増川営林署庁舎(青森・浪岡) 国登録有形文化財に/文化審答申

アーチ形の窓と縦長の窓が特徴的な「旧増川営林署庁舎(展示館しょうわ)」(所有者提供)

 国の文化審議会は22日、青森市浪岡の「旧増川営林署庁舎(展示館しょうわ)」の建造物を、登録有形文化財にするよう、末松信介文部科学相に答申した。県教育委員会によると、今回の答申で県内の国登録有形文化財は計102件となる。

 旧増川営林署庁舎は1937(昭和12)年建築、外ケ浜町三厩の津軽海峡に面した洋風庁舎だった。横長の板材を重ねた下見板張り壁に縦長窓を並べ、しっくい仕上げの妻壁には半円アーチ形窓がスクラッチタイルの縁取りで飾られている。

 62(同37)年頃に署長室などを増築、99(平成11)年2月末まで営林署として使用されていた。2008(同20)年に外ケ浜町から青森市浪岡女鹿沢に移築され、現在は道の駅なみおかアップルヒル近くで八甲田山系を望む「展示館しょうわ」として活用されている。移築後は署長室など一部を撤去し、中2階を設けた木造2階建て(建築面積170平方メートル)となった。

 所有者の福士光春さん(82)=同市浪岡=は、自身が所有する昭和の電化製品、農機具、クラシックカーなどのコレクションを展示しており、一般の見学者を受け入れている。

 福士さんは「三厩を車で走っている時に、洋風のすてきな建物と出合ったのが始まり。アーチ型と縦長の窓、外観のなんとも言えない色合いが特徴。展示館とカフェとして活用しながら、建物を守っていきたい」と話した。

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