拝殿の大型ステンドグラスの世界観を詰め込んだお守りを手にする作者の高橋さん(左)と山﨑禰宜

 拝殿正面に一対の大型ステンドグラスを設置した三戸大神宮(青森県三戸町)に、手のひらサイズのステンドグラスお守りが21日までにお目見えした。大型ステンドグラスを制作した青森市のステンドグラス作家高橋優子さんが一つ一つ手作りで、同じもののない一点ものとして限定20個を制作した。初穂料は1500円。同大神宮は祈祷(きとう)した上で授与を始める。

 同大神宮に「神樂(うたげ)」と題した大型ステンドグラスを設置してから、県内外からの参拝者が後を絶たないことから「世界観を凝縮し、作品を感じてほしい」と高橋さんが制作に着手。大型ステンドグラスと同じガラス材料を使用し縦約3.5センチ、横約5センチのサイズに仕上げた。20個を10日ほどかけて制作、共通してサカキの葉を入れ込んでいるが、一つ一つ異なる色、形を持つお守りが出来上がった。

 同大神宮の山﨑貴行禰宜(ねぎ)は「作品の雰囲気を全て表しているようなお守り。身に着け、いつでも触れることができるようにしていただければ」と話している。

三戸大神宮のステンドグラスお守り

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