信寿公にねぷた奉納/弘前


 弘前ねぷた参加団体協議会(大中実会長)は19日、青森県弘前市禅林街の長勝寺でねぷたを運行し、最古とされる300年前のねぷた運行記録に登場する弘前藩5代藩主津軽信寿(のぶひさ)を墓参。弘前ねぷた300年祭の安全を祈願した。

 弘前藩庁日記には、1722(享保7)年の旧暦7月6日、信寿が「祢(ね)むた流し」を見物した記録がある。墓参運行は、1月19日に亡くなった信寿の月命日に行った。

 墓参運行では、約35のねぷた運行団体から40人前後が参加した。小型担ぎねぷた2台と角灯籠、提灯(ちょうちん)持ち、囃子(はやし)方で隊列を組み、禅林広場を出発。横笛や太鼓に合わせて「ヤーヤドー」のかけ声を響かせ、国重要文化財の三門をくぐって墓前まで練り歩いた。

 信寿ら歴代藩主の墓は今回、特別に公開された。参加者一人一人が墓前に手を合わせて300年祭の開催を報告。勇壮なねぷた囃子を奉納した。

 同協議会300年祭部会は、今年1月1日に弘前八幡宮、4月29日に弘前公園のさくらまつり会場でねぷたを自主運行。8月27、28日にはねぷたや青森ねぶた、五所川原立佞武多(たちねぷた)がそろい踏みする特別運行に参加する。石川峰嗣部会長は「300年祭ができるのは信寿公のおかげ。次の100年に向け、昔のように盛大で、みんなに喜ばれるねぷたを目指したい」と語った。

長勝寺の三門をくぐって津軽信寿を墓参する弘前ねぷた運行団体ら

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