弘前ねぷたまつり 「ヤーヤドー」掛け声OK、マスク着用

 弘前ねぷたまつり合同運行安全会議(松山憲一会長)は19日、8月1~7日の合同運行やねぷた制作小屋での新型コロナウイルス感染防止対策を緩和し、マスクを着けて1~2メートルの間隔を空ければ大声での声出しを認めることにした。運行団体関係者らは「子どもたちの『ヤーヤドー』がないと面白くない。緩和されてよかった」と喜んでいる。

 県が3月に定めたイベント開催時の指針を踏まえ、同会議事務局の市が、19日の第1回総会で感染防止対策ガイドラインの改定内容を報告した。

 合同運行やねぷた小屋で大声を出す時は周囲と2メートル、最低でも1メートルの距離を取り、出さない時も触れ合わない程度の距離を空ける。運行前の待機時に食事する場合は、個包装の食べ物を短時間で取る。

 昨年6月策定のガイドラインでは「拡声器等の使用や事前に録音した音声を流すなど、大声での発声は極力行わないよう工夫する」としていた。制限緩和を受け、愛心會の小野大和さん(36)は「黙って綱を引くだけなら、お葬式みたい。(声出し容認で)元気で楽しいまつりになる」と評価。「間延びした隊列になるのも危ない。ちょうどいい距離を終始保てるよう工夫したい」と語った。別の団体の男性(48)は「子どもの元気な声はまつりの『華』。盛り上がるのでは」と話した。

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