ねぷた、ねぶた、立佞武多そろい踏みへ

 青森県弘前市は15日、弘前ねぷたが初めて文献に登場して今年で300年になるのを記念し、8月27、28の両日、ねぷた、青森ねぶた、五所川原立佞武多(たちねぷた)がそろい踏みする特別運行を同市中心部で行うことを明らかにした。津軽地方に根付くまつり文化を一度に体感できるイベントで節目を祝い、魅力発信や文化の継承につなげる。

 市観光課によると、特別運行に参加するのは計10台ほどになる見込み。8月27日は夜、28日は日中に運行する。コースはJR弘前駅前を中心に検討している。

 8月1~7日の弘前ねぷたまつりに出陣するねぷたのうち、扇、組、担ぎの各種ねぷたが特別運行で再び市街地を練り歩く。弘前市の友好都市で、夏のねぷた運行が恒例となっている北海道斜里町、群馬県太田市からもねぷたが参加する。どの青森ねぶたが運行に加わるかは今後決めるが、立佞武多は中型が参加する方向という。

 弘前市は「弘前ねぷた300年祭」として特別運行のほかにも、まつりを支える担い手の育成を目的に秋に記念シンポジウムを開く予定。ねぷたの制作から運行までの様子を記録する記念動画も本年度内に作成する。同市下白銀町の市立観光館では、弘前藩祖・津軽為信を題材にした組ねぷたを展示しているが、年内には新しい展示用ねぷたの制作も始める。

 15日の市議会一般質問で、齋藤豪議員(櫻鳴会)の質問に対し、市側が300年祭で計画している事業を説明した。市観光部の神雅昭部長は答弁で「ねぷたは先人が試行錯誤を繰り返しながら築いた貴重な財産。あらためて歴史と伝統を振り返り、次の世代にしっかり継承できるよう各種事業を展開する」と語った。

弘前市

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