3年ぶり黒石よされ 期間やコース短縮へ

 黒石よされ実行委員会(実行委員長・新岡常雄黒石商工会議所会頭)は24日までに、今年の黒石よされを3年ぶりに開催する方針を決めた。例年行っている8月18~20日の廻(まわ)り踊りは中止し、同15、16日の流し踊りのみ実施。コースも短縮する。

 黒石よされは2020、21年、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止されていた。同実行委が4月、今年の祭りについて踊り手の23団体にアンケートを行ったところ、10団体が参加の意思を表明したことなどから、開催の方針を固めた。

 一方で、10団体が未定、3団体が参加を見合わせると回答し、踊り手の数が大幅に減少する見込みであることなどから、1.5キロある例年のコースを短縮。中町こみせ通り-横町-一番町通り-甲徳兵衛町を周回する700メートルとし、午後7時から1時間半行う。

 コロナ対策として、コース周辺の5カ所で観覧客の検温を実施。手指消毒、氏名や連絡先の記入を求める。

 同商議所の三上昌一事務局長は「このまま何もやらなければ、祭りに対する市民の士気にも関わる。フルバージョンは無理でも、試行的に、絞った形でやってみようという考え方」と説明した。

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