
弘前市代官町の洋服店「トップテーラー」は青森県を代表する春の味覚・トゲクリガニ専用の津軽塗の箸を開発した。同社ゼネラルマネジャーの佐々木啓介さん(68)は「とかく高級なイメージがある津軽塗を、家庭の生活の中に入れ込んでいく工夫をしたい」と製作に至った動機を語った。
箸は黒基調の漆塗り。持ち手部分が細くえぐれ、手で持つと細かい箸先の作業がしやすい特徴がある。持ち手部分に津軽塗を施し、しっとりと手になじむようにした。カニの爪の先まで身をほじくり出すのに便利な作りになっている。
価格は税込み2800円。高価なイメージがある津軽塗を手軽に生活の中で使えるようにと、構想段階から手頃な値段設定を心がけた。弘前市の「Tugaru Urushi Spirit合同会社」に製作を依頼し、赤、うぐいす、紺、さくら、木呂地の5種類を作った。
弘前さくらまつりの時に弘前公園内で販売したところ、「予想以上の反応だった」(佐々木さん)という。
佐々木さんは以前、洋服のボタンやタイピンなどに津軽塗を施したことがある。「『用の美』という考え方がある。これからも津軽塗という地域の文化を残していくため、新しいアイデアをいろいろ考えていきたい」と話している。
箸は黒基調の漆塗り。持ち手部分が細くえぐれ、手で持つと細かい箸先の作業がしやすい特徴がある。持ち手部分に津軽塗を施し、しっとりと手になじむようにした。カニの爪の先まで身をほじくり出すのに便利な作りになっている。
価格は税込み2800円。高価なイメージがある津軽塗を手軽に生活の中で使えるようにと、構想段階から手頃な値段設定を心がけた。弘前市の「Tugaru Urushi Spirit合同会社」に製作を依頼し、赤、うぐいす、紺、さくら、木呂地の5種類を作った。
弘前さくらまつりの時に弘前公園内で販売したところ、「予想以上の反応だった」(佐々木さん)という。
佐々木さんは以前、洋服のボタンやタイピンなどに津軽塗を施したことがある。「『用の美』という考え方がある。これからも津軽塗という地域の文化を残していくため、新しいアイデアをいろいろ考えていきたい」と話している。
