大型連休の折り返しとなった3日、青森県内は天気にも恵まれ、観光名所やイベント会場などは行楽客でにぎわいを見せた。新型コロナウイルス感染症対策の移動制限が3年ぶりに解除され、県内各地で客足は徐々に復調傾向。コロナの影響で中止や縮小を余儀なくされていたイベントの開催も増えており、観光関係者は残り5日となった連休後半の人出にも期待を寄せている。
八戸市の八戸公園では、イベントや出店のある「春まつり」を3年ぶりに開催。ジェットコースターや観覧車などの遊具には順番待ちの列ができた。
狩野光明公園長は「コロナ前に近いくらい、にぎわいが戻ってきているように感じる。皆さんが楽しく遊んでいるのを見るとうれしい」と笑顔。小学1年生の息子と訪れた東通村の越善晴彩(はるな)さん(31)は「去年、おととしの連休はどこにも行けなかったので、子どもも久しぶりではしゃいでいるみたい」と話した。
8日まで青森市のアスパムで「アスパム春まつり」を行っている県観光連盟によると、連休初日から1日当たり去年の約2倍に上る5千人前後の人出があるという。出店した屋外のキッチンカーには行列ができ、テイクアウトする客も多く見られた。
「こんなにお客さんが来たのは久しぶり」。青森市の三内丸山遺跡では、スタッフが案内に追われながらも、笑顔で客を出迎えた。オープン前に行列ができるほど混雑し、先月4月29日から1日までの3日間で4323人と、昨年の連休中の4033人を早くも超えたという。
県内有数の観光名所・十和田湖では県内外から観光客が訪れた。遊覧船を運航する十和田観光電鉄の湯瀬功一支配人代理によると、連休前半の乗客数は昨年より多いといい「やはり、県境をまたぐ移動制限がないことが要因として大きいのでは。天候に恵まれれば連休後半も乗客数は増えるだろう」と期待した。
毎年訪れているという秋田県能代市の60代男性は「(客足が)今年は昨年より明らかに多い。コロナがこの調子で落ち着いていけば、来年は外国人観光客もどっと増えるかもしれないね」と語った。
5~8日に「弘前りんご花まつり」を開催する弘前市りんご公園では3日、親子連れなどの姿が目立った。同公園の佐藤卓さん(40)は「人出は昨年より1、2割ほど増えている。周辺のリンゴ畑の花と合わせて楽しんでほしい」と話していた。
八戸市の八戸公園では、イベントや出店のある「春まつり」を3年ぶりに開催。ジェットコースターや観覧車などの遊具には順番待ちの列ができた。
狩野光明公園長は「コロナ前に近いくらい、にぎわいが戻ってきているように感じる。皆さんが楽しく遊んでいるのを見るとうれしい」と笑顔。小学1年生の息子と訪れた東通村の越善晴彩(はるな)さん(31)は「去年、おととしの連休はどこにも行けなかったので、子どもも久しぶりではしゃいでいるみたい」と話した。
8日まで青森市のアスパムで「アスパム春まつり」を行っている県観光連盟によると、連休初日から1日当たり去年の約2倍に上る5千人前後の人出があるという。出店した屋外のキッチンカーには行列ができ、テイクアウトする客も多く見られた。
「こんなにお客さんが来たのは久しぶり」。青森市の三内丸山遺跡では、スタッフが案内に追われながらも、笑顔で客を出迎えた。オープン前に行列ができるほど混雑し、先月4月29日から1日までの3日間で4323人と、昨年の連休中の4033人を早くも超えたという。
県内有数の観光名所・十和田湖では県内外から観光客が訪れた。遊覧船を運航する十和田観光電鉄の湯瀬功一支配人代理によると、連休前半の乗客数は昨年より多いといい「やはり、県境をまたぐ移動制限がないことが要因として大きいのでは。天候に恵まれれば連休後半も乗客数は増えるだろう」と期待した。
毎年訪れているという秋田県能代市の60代男性は「(客足が)今年は昨年より明らかに多い。コロナがこの調子で落ち着いていけば、来年は外国人観光客もどっと増えるかもしれないね」と語った。
5~8日に「弘前りんご花まつり」を開催する弘前市りんご公園では3日、親子連れなどの姿が目立った。同公園の佐藤卓さん(40)は「人出は昨年より1、2割ほど増えている。周辺のリンゴ畑の花と合わせて楽しんでほしい」と話していた。