CF活用 シネマディクト改修完了/青森

改修したシネマディクトのエントランスと谷田社長

 建物の老朽化に悩んでいた青森市の映画館「シネマディクト」(谷田恵一社長)が、改修工事を終えて生まれ変わった。改修資金はクラウドファンディング(CF)を活用したもので、エントランスや内装、トイレなどを一新。谷田社長は「きれいになって良かった。もらった資金を見える形で使えた」と喜んでいる。

 改修工事は昨年春ごろから始まり、12月中旬に終了。女子トイレを全て洋式に変えたほか館内の床や壁、上映用のプロジェクターも新調した。上映作品のポスターが並ぶビル1階のエントランスの壁は、モンドリアンの絵画をイメージしたデザインにしたという。

 昨年2月のCF開始から約1年間にわたるプロジェクトを振り返り、谷田社長は「本当に大変だった」と苦笑い。CFサイトの立ち上げから苦労した上、資材高騰の影響が大きく当初の計画を変更しながら工事を進めた。CFでは954万円余りが集まったが、改修費用がやや上回ったという。

 それでも、全国的にミニシアターが減少している今「これだけの支援をいただいて、期待されていると思っている」と、設備をできるだけ長く使えるよう改修した。「CFで手伝ってくれた人とつながりもできて間口が広がった。今回をきっかけに若い人にも来てほしい。記念イベントもできたら」と話した。

 シネマディクトではチャップリンを特集。ドキュメンタリーや代表作「ライムライト」「街の灯」を9日まで上映し、親子で鑑賞すると1人1200円、中学生以下は千円に割引する。

床と壁を新しくした館内の廊下。上映予定のポスターが並ぶ

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