
青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館で16日、パリと京都を拠点に国内外で活躍するアーティスト・作曲家の池田亮司さんの展覧会が開幕する。国内で大規模な展覧会を開くのは、2009年以来13年ぶり。米航空宇宙局(NASA)が一般公開しているデータを基にした映像作品「data-verse(データ バース) 3」を国内で初めて展示する。会期は8月28日まで。
電子音楽とともに映像を壁に投影する作品やモニターに映す作品8点を展示する。展示は、鉄骨構造やコールタールの黒い壁など、かつて倉庫だった時代の趣が残る同館の特性を生かすように構成。膨大なデータを通した新たな世界の見方を目と耳で体感できる。
開幕に先立ち15日、関係者向けの内覧会に出席した池田さんは「ここで展覧会を開催できることを何よりこの地元弘前の皆さんに感謝したい」とあいさつ。取材に対し「全ての作品に答えはなく、どのように解釈してもいい。コンサートを楽しむように感じたままで見てほしい」と話した。
26日、5月3日、8月2日以外の火曜日は休館。問い合わせは同館(電話0172-32-8950)へ。
電子音楽とともに映像を壁に投影する作品やモニターに映す作品8点を展示する。展示は、鉄骨構造やコールタールの黒い壁など、かつて倉庫だった時代の趣が残る同館の特性を生かすように構成。膨大なデータを通した新たな世界の見方を目と耳で体感できる。
開幕に先立ち15日、関係者向けの内覧会に出席した池田さんは「ここで展覧会を開催できることを何よりこの地元弘前の皆さんに感謝したい」とあいさつ。取材に対し「全ての作品に答えはなく、どのように解釈してもいい。コンサートを楽しむように感じたままで見てほしい」と話した。
26日、5月3日、8月2日以外の火曜日は休館。問い合わせは同館(電話0172-32-8950)へ。