開局150年記念 8月まで毎月催し/三戸郵便局

郵便地図と「平9.9.9桐タトウ」を手にする橋本局長

 今年開局150年を迎える三戸郵便局(橋本正俊局長)は今年8月まで毎月、記念イベントを開催する。第1弾として3月14日から始まった郵便地図展は8日までの予定。同局長は「地図を見て、当時を懐かしんでもらえれば」と話す。

 同郵便局は1872(明治5)年7月1日(旧暦、新暦の8月4日)、青森県内15局、全国1156局のうちの1局として「郵便取扱所」の名称で開業した。

 郵便地図は、1904(明治37)年に逓信省(のちに郵政省を経て総務省日本郵政グループ)で作成されたのが始まりで、2000(平成12)年まで改訂されていた。戦前戦後は軍機保護のため「門外不出」とされていたが、その後、市販もされた(古屋正昭前東北支社長)という。

 現在開催している「郵便地図展」で展示している地図の一つは1992(平成4)年のもので、城山公園に野球場やプールがあるなど、現在とは違う様子を見ることができる。

 また別の地図は、年代不明で昭和50年代のものとみられる。町役場そばには消防署や三戸中央病院など、現在は移転している施設を見ることができる。同地図に関しては作成年が不明であるため、来局者に制作年を予想してもらい、回答者全員を対象に抽選で、実際に郵便として出すことのできる木製の「平9.9.9桐タトウ」を贈る。このほか、版画家藤田健次さん=八戸市在住=が提供した1981(昭和56)年ごろの地図もある。特に、開局時期の7、8月には開業当時の制服、郵便ポストやマント、郵便切手今昔展なども予定している。

 橋本局長は「展示に触れることで昔を懐かしみ、少しでも町の話題になれば」と語った。

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