青森市側(手前)と十和田市側の除雪車が最後の雪を吹き飛ばし、貫通した八甲田・十和田ゴールドライン。奥は高田大岳=29日午前10時すぎ、傘松峠付近

 国道103号「八甲田・十和田ゴールドライン」の青森市酸ケ湯-十和田市谷地間8キロでの除雪作業が29日終了した。2月26日の作業開始から約1カ月、傘松峠付近で「雪の回廊」が一本につながり、八甲田の春の観光シーズンが幕を開ける。

 29日は県内全域が高気圧に覆われ、八甲田周辺も青空に恵まれた。午前10時、青森、十和田両側のロータリー車が長さ約10メートルの路上の雪を吹き飛ばし、回廊が無事ドッキング。除雪業者でつくる八甲田除雪隊と県関係者が「通り初め」を行って貫通を祝った。今年の回廊の高さは平均約7メートル。降雪の多さと少雨の影響で、昨年に比べ約1メートル高く、一部は8メートルに達するという。

 八甲田除雪隊の青森側の作見晃一隊長は「作業を始めてからずっと天気が良く、雪解けも進み、それなりにきれいな壁になった」、十和田側の村越将人隊長は「圧倒的な高さと壁の感触を楽しんでほしい」と話していた。八甲田・十和田ゴールドラインは4月1日午前9時に全面開通する予定。

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