今夏の五所川原立佞武多(たちねぷた)祭りに向けて制作が進んでいる中型立佞武多「金太郎」(高さ11メートル)の面の書き割り(墨入れ)作業が29日、同市の立佞武多の館で行われた。金太郎の顔に、幼いながら勇ましい昔話そのままの表情が宿った。
中型立佞武多は、子どもたちが引き手として参加できる山車として制作した。市観光物産課技能技師の鶴谷昭法さん(39)らが1月上旬から骨組み、紙張り作業に取り掛かり、今月、色塗りに着手。子どもたちに親近感を持ってもらえるようパステル系の明るい色合いにしたという。
書き割りは、大型立佞武多に比べ二回りほど小さい約70センチ四方の面に細めの筆で口、鼻筋、眉と書き込み、最後にまん丸の黒目を入れた。
鶴谷さんは「思っていたよりもかわいらしく仕上がった」と自己評価。輪郭に丸みを出すため面の針金を少なくして成形するのに苦労したとし「今まで通りの運行にならないかもしれないが、今年は誰もが楽しめる祭りをできれば」と期待を込めた。
見学に訪れた佐々木孝昌市長も「今年は祭りを実行したい。コロナ感染防止策を万全にして、関係先と祭り直前まで開催に向け検討する」と述べた。
中型立佞武多は、子どもたちが引き手として参加できる山車として制作した。市観光物産課技能技師の鶴谷昭法さん(39)らが1月上旬から骨組み、紙張り作業に取り掛かり、今月、色塗りに着手。子どもたちに親近感を持ってもらえるようパステル系の明るい色合いにしたという。
書き割りは、大型立佞武多に比べ二回りほど小さい約70センチ四方の面に細めの筆で口、鼻筋、眉と書き込み、最後にまん丸の黒目を入れた。
鶴谷さんは「思っていたよりもかわいらしく仕上がった」と自己評価。輪郭に丸みを出すため面の針金を少なくして成形するのに苦労したとし「今まで通りの運行にならないかもしれないが、今年は誰もが楽しめる祭りをできれば」と期待を込めた。
見学に訪れた佐々木孝昌市長も「今年は祭りを実行したい。コロナ感染防止策を万全にして、関係先と祭り直前まで開催に向け検討する」と述べた。