自身の最高傑作になったと話す制作者の秋田さんと「四季草花障子」のキルト作品

 新型コロナウイルスの影響で休館していた中泊町博物館が22日営業を再開し、2カ月以上先延ばしされていた企画展「私のキルト物語-秋田景子30年のキルトの軌跡」が始まった。青森県五所川原市のキルト作家秋田景子さん(63)が、同町の宮越家に残る大正期のステンドグラスを再現した作品など約300点を展示。秋田さんは「見に来てくれた人の癒やしになれば」と話している。

 秋田さんは同市でキルト教室「BUPI倶楽部」を主宰。企画展では、キルトを始めた初期の頃から30年以上に及ぶ秋田さんの歩みを伝える作品群と、教室に通う生徒の作品を展示している。

 目玉作品は、宮越家離れ「詩夢庵(しむあん)」にあるステンドグラス「四季草花障子」の原寸大キルト(縦120センチ、横370センチ)。実物を見た秋田さんが昨夏から約半年かけ、背景の葉の一枚一枚まで細密に再現した。

 秋田さんは「立体感を出すためキルティングに手間をかけた分、奥行きと深みを表現できた」とし、「自分自身の最高傑作」と充実感を漂わせた。

 このほか、青森ねぶたや五所川原立佞武多(たちねぷた)などをデザインした作品や、教室の生徒たちと共同制作し日本キルト展でグループキルト部門第1位に輝いた「青森さ遊びに来いへ」、布地で作ったこけしやひな人形、バッグなどの小物類まで多彩な品々がそろっている。

 会期は5月22日まで。月曜日と毎月第4木曜日、祝日は休館。入館料は小・中学生50円、高校・学生100円、一般200円。

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