ギョウジャニンニク使用、青森の水ギョーザ

「行者にんにく水餃子」をPRする田村代表取締役

 青森市内で飲食店を経営する株式会社COCORO(田村邦彦代表取締役)は、県産のギョウジャニンニクを使用した水ギョーザを商品化した。5日から、インターネット上で応援購入を募るクラウドファンディング(CF)支援サイト「Makuake(マクアケ)」で先行販売する。4月に市販も開始する予定。

 首都圏を中心に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令され、外食に行きにくい状況が続く中、「首都圏で頑張る本県出身者にも青森の味を届けられたら」との思いで昨年秋ごろに商品作りをスタート。むつ市出身の田村代表が、幼少期に実家で食べていた地元で採れたギョウジャニンニクが入ったギョーザから着想した。

 スープとして柏崎青果(おいらせ町)のだしパックを同梱(どうこん)。県産コンブやギョウジャニンニクを使った粘り気のある特製ラー油も開発した。一緒に食べるのがお勧めだという。

 田村代表は「家での食事にもっと楽しみがあっていい。ギョウジャニンニクを知らない人も、水ギョーザのおいしさをきっかけに青森へ足を運んでくれれば」と話した。

 水ギョーザは24個入りで3180円(税込み、送料別)、特製ラー油は400グラムで1650円(同)。先着で割引がある。

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