寄せ雪で津軽の四季表現 ねぷた村「雪山壁画」に挑戦

津軽藩ねぷた村の駐車場に初めてつくった雪山壁画

 厄介者の寄せ雪の山が古里の四季をイメージした壁画に変身-。青森県弘前市の観光施設・津軽藩ねぷた村(中村元彦理事長)が、駐車場にうずたかく積んだ雪を使った「雪山壁画」に初挑戦した。例年、排雪している雪を利用。弘前城雪燈籠(どうろう)まつりが中止となり、「少しでも雰囲気を感じてほしい」と同まつり開幕予定だった10日までに制作した。

 高さ約4メートル、幅約20メートルの雪壁に、桜、ねぷた、リンゴ、岩木山をバックにした三味線奏者を彫り込んだ。壁画づくりを想定していなかったため、少々汚れが目立つ雪となり、制作に当たったスタッフも「雪の塊やザラメ雪が混じっているなど、形にするのが難しかった」と語る。

 思い通りの出来にはならなかったものの、「新型コロナウイルスのまん延でくすんだ気持ちを明るくしたい」と同施設関係者。制作に当たったねぷた職人の古川龍廣さん(35)は「時節柄、なかなか多くの人に来てもらいづらいが、SNS(会員制交流サイト)にも投稿するので、ぜひ楽しんでほしい」とPRしている。

雪山壁画に挑戦したねぷた村スタッフ

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