青森県八戸市の冬の風物詩「新巻きザケ」づくりが最盛期を迎えている。4日、同市湊町の海産物卸・小売業「山千岩村商店」の作業場には、塩漬け処理を終えたシロザケがずらりと並び、港から吹き込む雪交じりの潮風に揺れながらじっくりとうまみを蓄えていた。
お歳暮などの贈答用として人気の新巻きザケは、秋サケの旬に合わせ、秋から年末にかけて製造される。同社では9月末ごろから仕込み作業を開始。八戸港でサケの漁獲量が激減しているため、北海道釧路港で水揚げされたオスのシロザケ(3キロ前後)240本を仕入れた。
4日、八戸港に面した同社の作業場では、塩漬けや塩抜きの工程を終えたサケ150本が仕上げの乾燥作業を迎えていた。同社の酒井博専務(67)は「冷たい風にさらされる分、脂のうまみがじわじわ広がる。例年並みに上々の出来」と手応えを語る。
昨年は仕込んだ160本を上回る注文数だったため、今年は販売数を増量した。新巻きザケの購入、問い合わせは山千岩村商店(電話0178-33-3155)へ。
お歳暮などの贈答用として人気の新巻きザケは、秋サケの旬に合わせ、秋から年末にかけて製造される。同社では9月末ごろから仕込み作業を開始。八戸港でサケの漁獲量が激減しているため、北海道釧路港で水揚げされたオスのシロザケ(3キロ前後)240本を仕入れた。
4日、八戸港に面した同社の作業場では、塩漬けや塩抜きの工程を終えたサケ150本が仕上げの乾燥作業を迎えていた。同社の酒井博専務(67)は「冷たい風にさらされる分、脂のうまみがじわじわ広がる。例年並みに上々の出来」と手応えを語る。
昨年は仕込んだ160本を上回る注文数だったため、今年は販売数を増量した。新巻きザケの購入、問い合わせは山千岩村商店(電話0178-33-3155)へ。