軍服や装備品…戦時下の暮らし伝える300点 奥州・平和ミュージアム、水沢で企画展

軍服やかるたなどが並ぶ企画展。戦時下の社会情勢を知ることができる
 奥州市江刺の平和ミュージアム旧日本陸海軍博物館(八重樫正博館長)は9日まで、同市水沢の市まちなか交流館で、戦後80年に合わせた企画展を開いている。軍服や装備品、かるたなど同博物館が所蔵する約300点が並び、軍隊での生活や庶民の暮らしぶりを伝えている。

 企画展名は「第二次世界大戦終結八十年~戦火に生きた人々へ、鎮魂を~」。旧帝国陸海軍の軍服のほか、飯ごうや水筒などを展示した。日本だけでなく、世界が戦場になっていたことを伝えるため、米軍の軍服や約10カ国のヘルメットなども並べた。

 午前10時~午後5時、入場無料。土曜、日曜は八重樫館長や小玉さんが展示解説をする。問い合わせは市まちなか交流館(0197-25-3001)へ。

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