今年の乳穂ケ滝の写真を前に、結氷記念の乳穂ケ滝そばをPRする桑田駅長

 青森県西目屋村の道の駅・津軽白神のレストランで5日、4年ぶりに結氷した同村田代の乳穂ケ滝(におがたき)をイメージした「乳穂ケ滝そば」の提供が始まった。1日限定20食、税込み900円で3月末まで提供予定。結氷記念と銘打ち、プレゼントキャンペーンや会員制交流サイト(SNS)投稿割などとも連動しており、同駅の桑田翼駅長は「滝の結氷を見て、ぜひおいしいそばも味わって」と話す。

 乳穂ケ滝そばは、同村産そば粉を使った「白神そば」に、凍った滝つぼをイメージした白髪ネギ、トロロ、キノコを盛り付けたあったかメニュー。冬限定の定番商品だが、今年は特に各種キャンペーンと連動。こぎんタンブラーやクマ革ストラップなど総額10万円分のプレゼントや先着100人対象の抽選、SNS投稿5%割引も行っている。

 強い冷え込みに伴い、約33メートルの高さの乳穂ケ滝は1日、上の流れ口から下の滝つぼまで凍りつながった。同村への入り込みは隣接する弘前市のまん延防止等重点措置適用に伴い落ち込んだが、結氷とともに回復。「感染対策を万全にしているので、道の駅にぜひ立ち寄って」と桑田駅長は話す。レストラン営業は午後2時まで。2月中行う乳穂ケ滝夜間ライトアップは同10時まで。


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