青森県西目屋村の道の駅津軽白神で23日、村内で捕獲されたクマなどのジビエ(野生鳥獣肉)料理販売イベント「白神ジビエフェア2025ファイナル」が始まった。会場では、交流サイト(SNS)でも話題となったクマの串焼きに人気が集中、一時は約100人の行列ができる盛況となった。24日まで。
同フェアは、村内の観光施設や宿泊施設などでジビエ料理を楽しめる企画として7月にスタート。9月に終了予定だったが、各地のイベント出店が好評だったことや、クマ肉チョリソなど新開発商品のお披露目も兼ね、今月まで延長した。
ファイナル開催に合わせ、道の駅前に設けた出店ではこの日、クマの脂と「スタミナ源たれ」で香ばしく仕上げた串焼き約500本が完売。クマ鍋やクマ焼肉丼、クマそばもそれぞれ50食が売り切れた。
岩手県北上市の林崎真琴さん(41)=七戸町出身=は「北上でもクマの状況は深刻だが、人間の知恵でおいしく食べられるのが分かった」と話した。
村は2020年、鳥獣害対策で捕獲した野生動物を扱う食肉加工施設「ジビエ工房白神」を開設、それまで廃棄されてきたクマ肉の活用体制を整えてきた。
食品加工と研究に携わるブナの里白神公社の角田克彦事務局長は「想定外の好評。クマ串はあすの分を確保できるか不安だが、できる限り仕込みを頑張る」と力を込めた。
同フェアは、村内の観光施設や宿泊施設などでジビエ料理を楽しめる企画として7月にスタート。9月に終了予定だったが、各地のイベント出店が好評だったことや、クマ肉チョリソなど新開発商品のお披露目も兼ね、今月まで延長した。
ファイナル開催に合わせ、道の駅前に設けた出店ではこの日、クマの脂と「スタミナ源たれ」で香ばしく仕上げた串焼き約500本が完売。クマ鍋やクマ焼肉丼、クマそばもそれぞれ50食が売り切れた。
岩手県北上市の林崎真琴さん(41)=七戸町出身=は「北上でもクマの状況は深刻だが、人間の知恵でおいしく食べられるのが分かった」と話した。
村は2020年、鳥獣害対策で捕獲した野生動物を扱う食肉加工施設「ジビエ工房白神」を開設、それまで廃棄されてきたクマ肉の活用体制を整えてきた。
食品加工と研究に携わるブナの里白神公社の角田克彦事務局長は「想定外の好評。クマ串はあすの分を確保できるか不安だが、できる限り仕込みを頑張る」と力を込めた。