青森県三戸町西部の山あいにある貝守地区の女性たちが、地元産大豆を原料に、厳しい寒さを生かした凍(し)み豆腐作りに今冬も取り組んでいる。急速冷凍した豆腐をひもでまとめて小屋につるす作業は21日で終了。凍み豆腐作りに適した気候が続いており、女性たちは「おいしいものができそう」と期待を込めている。
貝守地区では、女性で組織する食品加工グループ「貝守やまゆり会」が約30年前から、加工場を備えた地区の集会施設「ウッド・ロフトかいもり」で凍み豆腐作りに取り組む。今冬は豆腐部の6人が昨年12月17日から、年末年始を除いて連日作業している。
豆腐は約4時間かけて冷凍し、ビニールひもで結んで12個ずつまとめて一連に。その後、四方を網で囲った小屋の中で寒風にさらしてじっくりと乾燥させる。予定していた1650連をつるす作業は21日で終えた。3月上旬までつるし、乾燥機で仕上げた後に町内の産直施設に出荷する。
凍み豆腐は冷え込みが厳しすぎても暖かすぎても、形よく仕上がらないという。豆腐部長の米田恵子さん(68)は「いい具合に仕上がっている。今年も自信を持って売り出せる」と笑顔を見せた。
貝守地区では、女性で組織する食品加工グループ「貝守やまゆり会」が約30年前から、加工場を備えた地区の集会施設「ウッド・ロフトかいもり」で凍み豆腐作りに取り組む。今冬は豆腐部の6人が昨年12月17日から、年末年始を除いて連日作業している。
豆腐は約4時間かけて冷凍し、ビニールひもで結んで12個ずつまとめて一連に。その後、四方を網で囲った小屋の中で寒風にさらしてじっくりと乾燥させる。予定していた1650連をつるす作業は21日で終えた。3月上旬までつるし、乾燥機で仕上げた後に町内の産直施設に出荷する。
凍み豆腐は冷え込みが厳しすぎても暖かすぎても、形よく仕上がらないという。豆腐部長の米田恵子さん(68)は「いい具合に仕上がっている。今年も自信を持って売り出せる」と笑顔を見せた。