弘前公園の追手門、南内門 60年ぶり修理開始

工事用の足場が組まれた弘前公園の追手門=17日午前

 弘前公園の追手門と南内門で、約60年ぶりとなる保存修理工事が始まった。二つの門の周囲に工事業者が足場を組み、11月末ごろには工事用シートで覆う。青森県弘前市は来年12月までの間、銅瓦屋根の葺(ふ)き替え、壁しっくいの塗り直し、耐震補強を行う。工事中も歩行者は通行できる。

 二つの門はどちらも1611(慶長16)年の弘前城築城と同時期に建てられた国の重要文化財。修繕工事は追手門が1963(昭和38)年、南内門が58(昭和33)年以来となる。弘前城菊と紅葉まつり閉幕後の8日に足場の取り付けが始まり、今後シートが掛かれば、門の外観は来年11月ごろまで見られなくなる。

 前回修理から年月がたち、屋根の銅板は雨や雪で傷み、壁のしっくいは一部剥がれ落ちている。鉄製金具にもさびが広がり、工事ではこうした部分を補修する。耐震診断の結果、大地震で門が浮き上がる可能性があることも分かり、新たに土台部分に重しを入れる。

 追手門と南内門の工事が終われば、他の三つの城門や三つの櫓(やぐら)、弘前城天守の修理工事も順次行う。工事について、17日に現地で報道陣に説明した市公園緑地課の新山武寛技師は「工事状況の写真は市ホームページで紹介する。この機会に、弘前公園に貴重な建築物があることを改めて伝えたい」と語った。

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