
笹餅(ささもち)作り名人として全国的にも有名な桑田ミサオさん(94)=青森県五所川原市金木町=直伝の笹餅を家庭で気軽に作ってもらおうと、同市の企業組合「でる・そーれ」は「直伝笹餅手作りキット」を数量限定で販売している。
キットには餅粉、生こしあん、上白糖、塩、ササが入っている。価格はさらし付きが2800円、さらしなしは2160円(ともに税込み)。水と蒸し器などを使って同封されたレシピの手順に沿って調理すれば、優しい甘さの笹餅が20個分出来上がるという。
同組合のメンバーたちは3年前、桑田さんから笹餅の作り方を教わり、直伝の笹餅として津軽五所川原駅前のカフェ「でる・そーれ」内で毎月第2、4日曜日に限定販売している。新型コロナウイルス禍で在宅時間が増えている中、笹餅ができる過程を楽しんでもらおうと新たに手作りキットを企画し、昨年から準備を進めてきた。
生こしあんは桑田さんの製法でメンバーが丁寧に作り上げ、ササは新芽にこだわった。7月、桑田さんとメンバーが金木町の山に入り、形が整った傷みのない上質なササを採集したという。
辻悦子理事は、手仕事の大切さを説いた桑田さんの「十本の指は黄金の山」との言葉を挙げ、「笹餅を手作りする楽しさや難しさを感じながら自分の味を出してほしい」と話している。
キットはカフェ「でる・そーれ」のほか、インターネットサイト「でる・そーれストアーズ」で購入できる。問い合わせは「でる・そーれ」(電話0173-34-3971)へ。
キットには餅粉、生こしあん、上白糖、塩、ササが入っている。価格はさらし付きが2800円、さらしなしは2160円(ともに税込み)。水と蒸し器などを使って同封されたレシピの手順に沿って調理すれば、優しい甘さの笹餅が20個分出来上がるという。
同組合のメンバーたちは3年前、桑田さんから笹餅の作り方を教わり、直伝の笹餅として津軽五所川原駅前のカフェ「でる・そーれ」内で毎月第2、4日曜日に限定販売している。新型コロナウイルス禍で在宅時間が増えている中、笹餅ができる過程を楽しんでもらおうと新たに手作りキットを企画し、昨年から準備を進めてきた。
生こしあんは桑田さんの製法でメンバーが丁寧に作り上げ、ササは新芽にこだわった。7月、桑田さんとメンバーが金木町の山に入り、形が整った傷みのない上質なササを採集したという。
辻悦子理事は、手仕事の大切さを説いた桑田さんの「十本の指は黄金の山」との言葉を挙げ、「笹餅を手作りする楽しさや難しさを感じながら自分の味を出してほしい」と話している。
キットはカフェ「でる・そーれ」のほか、インターネットサイト「でる・そーれストアーズ」で購入できる。問い合わせは「でる・そーれ」(電話0173-34-3971)へ。