町に人が集える場所をつくりたい-。元七戸町地域おこし協力隊員の花松美佐さん(45)が7月、同町蒼前にテークアウト専門のコーヒー店「amor coffee(アモルコーヒー)」とフリースペースを開いた。「さまざまな人が集まり、笑顔で話せる場所にしたい」と意気込む。
8月上旬、店内には入れ替わり立ち替わり人が集まり、会話やテレビでのスポーツ観戦を楽しむグループや、一人でコーヒー片手にくつろぐ人の姿があった。
店の外には花松さんが出店を依頼した、黒石市でリンゴ加工・販売を手掛ける「bloomin(ブルーミン)」(黒田和瑚社長)のキッチンカーが出店。学生や家族連れが並んでいた。花松さんは「移動販売をしている人などいろんな人に来てもらって、一緒にやっていく場所にしたい」と語る。
花松さんは東京都出身。同町出身の夫がUターンするのに合わせ、2018年に家族で移り住んだ。同年から地域おこし協力隊員として、移住定住に関する情報発信などに携わり、21年3月に卒業した。
「地域おこしは協力隊の3年間だけではできない。地域に参加させてもらってじっくり溶け込むことが大事」。協力隊卒業後も町おこしを継続しながらできる仕事を考え、町内にフリースペースが欲しいという声が周りから寄せられていたことから起業を決意。知人が空き車庫を店舗兼住宅にリフォームした物件を借りて開業した。
オープンに当たり、青森市のコーヒー店オーナーから焙煎(ばいせん)などを約2年間学んだ。店名の「amor」はラテン語で愛という意味。「お店のテーマは愛。もっと地域の人に他人のことを自分のように喜んで、人のためにしたことが自分のためになっている素晴らしさを思い出してもらいたい」と笑顔で語る。
周囲の人から、以前は街中でイベントがあると会場は高齢者から子どもまで幅広い年代の人であふれ、主催側もイベントを良くしようとさまざまな意見を交わしていて活気があったと聞き、「自分たちの世代でもう一度盛り上がっている町を見たい」と思うようになった。
「ここが老若男女、さまざまな業種の人が交流する場になって、人同士がつながることが町の盛り上がりに結びつけば」と語った。
8月上旬、店内には入れ替わり立ち替わり人が集まり、会話やテレビでのスポーツ観戦を楽しむグループや、一人でコーヒー片手にくつろぐ人の姿があった。
店の外には花松さんが出店を依頼した、黒石市でリンゴ加工・販売を手掛ける「bloomin(ブルーミン)」(黒田和瑚社長)のキッチンカーが出店。学生や家族連れが並んでいた。花松さんは「移動販売をしている人などいろんな人に来てもらって、一緒にやっていく場所にしたい」と語る。
花松さんは東京都出身。同町出身の夫がUターンするのに合わせ、2018年に家族で移り住んだ。同年から地域おこし協力隊員として、移住定住に関する情報発信などに携わり、21年3月に卒業した。
「地域おこしは協力隊の3年間だけではできない。地域に参加させてもらってじっくり溶け込むことが大事」。協力隊卒業後も町おこしを継続しながらできる仕事を考え、町内にフリースペースが欲しいという声が周りから寄せられていたことから起業を決意。知人が空き車庫を店舗兼住宅にリフォームした物件を借りて開業した。
オープンに当たり、青森市のコーヒー店オーナーから焙煎(ばいせん)などを約2年間学んだ。店名の「amor」はラテン語で愛という意味。「お店のテーマは愛。もっと地域の人に他人のことを自分のように喜んで、人のためにしたことが自分のためになっている素晴らしさを思い出してもらいたい」と笑顔で語る。
周囲の人から、以前は街中でイベントがあると会場は高齢者から子どもまで幅広い年代の人であふれ、主催側もイベントを良くしようとさまざまな意見を交わしていて活気があったと聞き、「自分たちの世代でもう一度盛り上がっている町を見たい」と思うようになった。
「ここが老若男女、さまざまな業種の人が交流する場になって、人同士がつながることが町の盛り上がりに結びつけば」と語った。