七戸・二ツ森貝塚ミステリーカード配布

二ツ森貝塚ミステリーカードを手にする山本会長

 世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つ、青森県七戸町の二ツ森貝塚のガイド団体「二ツ森貝塚ボランティアガイドの会」(山本泰二会長)は10月から、同貝塚の出土品を紹介する「二ツ森貝塚ミステリーカード」の配布を始めた。町内の店舗や郵便局に設置し、貝塚を中心に地域活性化を目指す。

 カードには鹿角製櫛(ろっかくせいくし)などの出土品の紹介と最後に挑戦する謎解きのヒントが書かれていて、毎月七戸地区と天間林地区で1種類ずつ配布する。2024年1月まで配布される計8枚のカードを全て集めると、遺跡のガイダンス施設「二ツ森貝塚館」で9枚目のカードと謎解きの問題をもらえる。謎解きに正解すると、スペシャルカードをもらうことができる。

 貝塚や出土品の魅力を伝えるとともに、町内の飲食店や商店などの配布場所にも行ってもらうことで地域の活性化を狙う。山本会長は「町外の人に貝塚に来てもらい、町内の人により知ってもらうきっかけにしたい」と話した。

 七戸地区は10カ所、天間林地区は8カ所でカードを配布。残部がある場合は前月までのカードをもらうことも可能。カードをもらうには、各店舗などで商品の購入、店舗を交流サイト(SNS)で紹介するなどの条件がある。配布場所やカードをもらえる条件などは同会のホームページに掲載している。

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