
空き店舗が目立ち、活気がなくなってきた青森県七戸町中央商店街を元気に-。町唯一の酒蔵である盛田庄兵衛は11日、日本酒を通じて町の知名度を上げようと、初の本格的な催しを町中央商店街イベント広場で開く。社長の盛田平治兵衛さん(58)は「酒蔵が輝けば誘客につながる。PRを頑張りたい」と新たな挑戦へ意気込んでいる。
約250年にわたって酒造りに取り組んできた同社は、衰退する商店街を憂い、イベントの開催を決断。昨年11月ごろから、町の協力も得て準備を進めてきた。今年4月には、JR七戸十和田駅に隣接する町観光交流センター内でプレイベントとして日本酒の試飲・販売会を実施し、好評を博した。
「灯(あかり)でおいしい日本酒ひろば」と題したイベントは、開催中の「しちのへ春まつり」の一環として実施。酒瓶を使ったランタンの明かりの下で日本酒を楽しみ、地元を中心に世代を超えた交流の場の創出を目指している。当日に同広場で開かれる音楽フェス「シチノヘオトマツリ」との相乗効果も狙っている。
同社の日本酒6種類などを1杯200~500円で味わえる。今年3月、ロンドン・酒ソムリエ協会が日本酒を世界に広めることを目的に東京都で開いた「Tokyo酒チャレンジ」で、特別純米酒で唯一、最高賞のプラチナ賞に輝いた「特別純米酒 作田」をはじめ、青森市内の7店舗限定で販売されている「純米吟醸 七力」などを提供する。
盛田さんの妻・佳子さん(54)は、将来的には町外の人もたくさん来るイベントにしたい-とし「年1回はイベントを開き、町がにぎわうきっかけになったらうれしい。今度は(酒造りには欠かせない)発酵をテーマに、子どもたちが学べるイベントも開きたい」と話した。
チケットは100円券の10枚つづり(価格千円)と5枚つづり(同500円)で販売。前売り券は千円のみで、特典として隠し酒1杯が無料で付く。イベントは午後6~8時。問い合わせは同社(電話0176-62-2010)へ。
約250年にわたって酒造りに取り組んできた同社は、衰退する商店街を憂い、イベントの開催を決断。昨年11月ごろから、町の協力も得て準備を進めてきた。今年4月には、JR七戸十和田駅に隣接する町観光交流センター内でプレイベントとして日本酒の試飲・販売会を実施し、好評を博した。
「灯(あかり)でおいしい日本酒ひろば」と題したイベントは、開催中の「しちのへ春まつり」の一環として実施。酒瓶を使ったランタンの明かりの下で日本酒を楽しみ、地元を中心に世代を超えた交流の場の創出を目指している。当日に同広場で開かれる音楽フェス「シチノヘオトマツリ」との相乗効果も狙っている。
同社の日本酒6種類などを1杯200~500円で味わえる。今年3月、ロンドン・酒ソムリエ協会が日本酒を世界に広めることを目的に東京都で開いた「Tokyo酒チャレンジ」で、特別純米酒で唯一、最高賞のプラチナ賞に輝いた「特別純米酒 作田」をはじめ、青森市内の7店舗限定で販売されている「純米吟醸 七力」などを提供する。
盛田さんの妻・佳子さん(54)は、将来的には町外の人もたくさん来るイベントにしたい-とし「年1回はイベントを開き、町がにぎわうきっかけになったらうれしい。今度は(酒造りには欠かせない)発酵をテーマに、子どもたちが学べるイベントも開きたい」と話した。
チケットは100円券の10枚つづり(価格千円)と5枚つづり(同500円)で販売。前売り券は千円のみで、特典として隠し酒1杯が無料で付く。イベントは午後6~8時。問い合わせは同社(電話0176-62-2010)へ。