ミニこけし3千点ずらり 黒石・津軽こけし館

かわいらしいこけしが並ぶ展示即売会場

 青森県黒石市の津軽こけし館で、全国の工人が制作した高さ12センチ以下のミニこけし展示即売イベント「ポケットこけしパークへようこそ」が開かれている。常時3千点ほどのかわいらしいこけしがずらりと並んでおり、愛好家らでにぎわっている。8月22日まで。入場無料。

 2011年から始まり、今年で11回目。今年は津軽系、鳴子系、中ノ沢系など12系統の工人100人以上が出品している。

 夏場のイベントらしく、スイカやメロン、かき氷をモチーフとした作品のほか、アマビエ風、ワクチン入りの注射器を描いたこけしなどデザインはさまざま。木地玩具も展示販売しており、来場者の目を楽しませている。会場を訪れた50代女性は「作られる地域によって違いがあって楽しい」と話した。

 イベント期間中は、20年7月~21年6月に登場した「月替わりこけしコレクション(月コレ)」の決算展のほか、2階有料展示室では県内の11人の「こけし女子」が自身のコレクションを展示する「アタシのこけしルームへようこそ♥2021号室」も開いている。

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