東北道・津軽SA 新スペース公開/平川市

津軽SA下り線に新設された地域連携スペースの地域情報発信コーナー

 青森県平川市の東北自動車道津軽サービスエリア(SA)が17日、リニューアルオープンし、同下り線に新設された地域連携スペースが初公開された。同スペースの設置はネクスコ東日本管内では初めて。

 同スペースは地域情報発信コーナーと大屋根広場の二つで構成され、大屋根広場はイベントなどに利用できる半屋外の施設。

 地域情報発信コーナーは約50平方メートルの広さで、青森県の東北自動車道通過自治体4市1町(青森市、黒石市、平川市、弘前市、大鰐町)の工芸品計21種類を展示。「あおもり藍」で染められたテーブルや椅子を置き、青森ヒバで作られた天板を使うなど、青森の魅力あふれる空間となっている。

 地域連携スペースの愛称は「つながる」。事業を主催するネクスコ東日本東北支社青森管理事務所によると、同スペースが青森の魅力を発信し、高速道路と青森がつながる糸口になればという思いと、津軽弁であなたを表す「な」が「つがる」の間にあり、高速道路の利用者と迎える側がつながってほしいという思いが込められているという。

 関係者ら約50人が出席したセレモニーでは、平川市の長尾忠行市長らによるテープカットを行い、リニューアルオープンを祝った。

 同事務所の坂本松蔵所長は「津軽SAは開業してちょうど40年。新しい時代の節目にも当たり、この『つながる』から地域の魅力を発信していきたい」と話した。


津軽SAリニューアルオープンに際し、テープカットを行う関係者ら

平川市

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