三内丸山遺跡で発掘現場の公開始まる

これまでの調査区より西側の区域で、溝状遺構の可能性がある部分について説明する調査担当者(右)

 青森県教育委員会三内丸山遺跡センターは1日から、本年度に三内丸山遺跡(青森市)で実施している発掘調査(第45次)の現場公開を始めた。遺跡北端部で見つかった溝状遺構(人為的に地面を溝のように掘った跡)が西側にさらに延びる可能性がある-との説明を受けた参加者は、間近に広がる調査の様子に見入っていた。

 溝状遺構は2本あり、縄文時代に造られたと考えられ、長いものは30メートルにわたっている。本年度はこの遺構が延びる範囲などを調べており、西側に広げた調査区域(1995年度の第1次調査区)に延伸して、50メートル以上になる可能性もあるという。

 東京都から訪れた二村かづ枝さん(62)は「去年も来ていて、溝状遺構のイメージができるようになってきました。理解が深まるので、何回も来る方が楽しい」と話した。

 現場公開は9月17日まで。土日祝日、休館日のほか雨天時など公開しない日もある。公開時は午前11時から調査担当者が現場を案内する。新型コロナウイルス対策で人数制限をする場合もある。

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