風鈴が飾り付けられた車内には涼しげな音色が響いている

 青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で夏の風物詩「風鈴列車」が1日から運行されるのを前に30日、職員が風鈴の飾り付け作業を行った。夏本番を思わせる暑さが続く中、車内には涼しげな音色が響いた。

 風鈴は同市の津軽金山焼が制作。五所川原第一高校の生徒らが沿線地域の魅力を日本語と英語でしたためた、色とりどりの短冊が結びつけられている。

 運行開始を控え、津鉄職員が「走れメロス号」内の天井付近に風鈴を取り付けると、「チリンチリン」と心地よい音が鳴り響いた。同列車計4両と有人駅構内などに設置された風鈴約150個が乗客を迎えるという。

 神風馬車掌は「車両とともに揺れる風鈴と車窓を楽しんでほしい」と話す。風鈴列車の運行は8月末まで。

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