青森県十和田市焼山地区の奥入瀬渓流温泉スキー場に咲く約7万4千株のシバザクラを空から楽しもうと、十和田奥入瀬観光機構(小野田金司理事長)は15~23日、熱気球を試験運用する。13日早朝、ゲレンデから約100メートル離れたスキー場駐車場で試験飛行が行われ、ピンクや白、青紫などの水玉模様が絵巻のように斜面を覆う様子が上空15メートルから見られた。

 シバザクラは幅30メートル、長さ260メートルにわたり、市の事業として植えられている。9日ごろに見ごろを迎えた。上空からは新緑の森林、奥入瀬渓流温泉の建物群も一望。温泉旅館関係者として体験搭乗した清水ひとみさん(37)は「花の全景が一目で見え、地上から見るよりきれい。早朝の空気もすがすがしい」と話した。シバザクラは5月いっぱい楽しめる見込み。

 飛行には観光客向け気球の運用実績がある同市の事業者「グリランド」(小川貢代表)などが協力。気球は駐車場に係留されたまま、気象条件が良ければ高さ20メートル程度まで揚げる。1回の飛行時間は約10分で、上空に5分ほどとどまる。

 飛行時間帯は午前6時~同8時半。料金は事前予約者3千円、当日の現地受け付けは3500円。予約は希望前日の午後5時までに同機構ホームページのオンラインストアか、同市稲生町「市観光物産センター」店頭で。電話予約は不可。

上空15メートルから見た奥入瀬渓流温泉スキー場のシバザクラ。白やピンクの花が帯状に見える

スキー場駐車場から青空に揚がる気球。奥がスキー場の斜面=13日午前6時半ごろ

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