
青森県深浦町関地区の漁業古川広志さん(58)が経営する「広福丸直売所」で今春、ランチで「漁師めし」を提供する食堂がオープンした。古川さんは「漁師が普段食べているものをメニューに取り入れていきたい」と話している。
古川さんは漁の落ち込みに危機感を抱き、2007年から、底建網漁に携わりながら未利用の魚介を使った「海鮮おやき」など軽食を販売。12年に生産・加工・販売を担う「6次産業化」に向けて法人化し、オリジナル加工品などを扱う直売所を経営している。
今月10日、直売所を増築して食堂をオープン。新型コロナ対策の補助金などを活用した。日替わりランチ(税込み千円)は、朝に水揚げされたばかりのカレイの煮付けなど旬の魚をメインにしたものと、カレーライスを基本にした2種類を用意。良い食材が取れたときには特製ランチ(同1500円)もある。
法人の売り上げは増加傾向で、右肩下がりの漁業収入を今では上回っている。営業期間は4~10月。定休日は毎週火曜日で、5、6、10月は毎週火曜日と第3水曜日。妻淑子さん(55)と店に立つ古川さんは「過疎地域でリピーターづくりを心掛けてきた。将来的には通年営業を目指したい」と胸を膨らませている。
古川さんは漁の落ち込みに危機感を抱き、2007年から、底建網漁に携わりながら未利用の魚介を使った「海鮮おやき」など軽食を販売。12年に生産・加工・販売を担う「6次産業化」に向けて法人化し、オリジナル加工品などを扱う直売所を経営している。
今月10日、直売所を増築して食堂をオープン。新型コロナ対策の補助金などを活用した。日替わりランチ(税込み千円)は、朝に水揚げされたばかりのカレイの煮付けなど旬の魚をメインにしたものと、カレーライスを基本にした2種類を用意。良い食材が取れたときには特製ランチ(同1500円)もある。
法人の売り上げは増加傾向で、右肩下がりの漁業収入を今では上回っている。営業期間は4~10月。定休日は毎週火曜日で、5、6、10月は毎週火曜日と第3水曜日。妻淑子さん(55)と店に立つ古川さんは「過疎地域でリピーターづくりを心掛けてきた。将来的には通年営業を目指したい」と胸を膨らませている。
