
世界自然遺産・白神山地の西側の麓にある青森県深浦町の十二湖で16日、観光シーズン到来を告げる山開きが行われた。参加者約80人が安全祈願祭と山開き式典に臨んだ後、周辺にまだ雪が残る名所「青池」を訪れて水面(みなも)の輝きに変わりないことを確かめ、今季のにぎわいに期待を寄せた。
町によると、2022、23年の夏の豪雨で被災した十二湖エリアの町道や遊歩道の復旧工事はおおむね完了。今季は、22年春を最後に開催されていなかった地元ガイド団体「十二湖森の会」主催のトレッキングイベント「33湖めぐり」も春、秋の開催を予定している。町が、王池の湖畔に整備を進めてきた展望デッキもほぼ完成し、今季中に利用開始となる見込みだ。
平沢一臣町長は「復旧により、本格的に皆さんをお呼びして十二湖周辺の景色を楽しませてあげることができる。白神には四季折々の顔があり、オールシーズンの観光に向け、町としても努力していきたい」と話していた。
町によると、青池周辺への24年の入り込み客数は前年比7.5%減の9万539人。コロナ前の19年には27万人超を記録したが、コロナ禍に入って十数万人台となり、22年以降は10万人割れが続いている。
町によると、2022、23年の夏の豪雨で被災した十二湖エリアの町道や遊歩道の復旧工事はおおむね完了。今季は、22年春を最後に開催されていなかった地元ガイド団体「十二湖森の会」主催のトレッキングイベント「33湖めぐり」も春、秋の開催を予定している。町が、王池の湖畔に整備を進めてきた展望デッキもほぼ完成し、今季中に利用開始となる見込みだ。
平沢一臣町長は「復旧により、本格的に皆さんをお呼びして十二湖周辺の景色を楽しませてあげることができる。白神には四季折々の顔があり、オールシーズンの観光に向け、町としても努力していきたい」と話していた。
町によると、青池周辺への24年の入り込み客数は前年比7.5%減の9万539人。コロナ前の19年には27万人超を記録したが、コロナ禍に入って十数万人台となり、22年以降は10万人割れが続いている。