青森県八戸市湊町の館鼻公園にあるソメイヨシノの標本木が開花し、公園の桜を観察している市民団体「館鼻公園の桜を観(み)まもる会」(河村春己会長)と市は11日午前、桜の開花を宣言した。昨年より5日早く、市によるとこれまでで最も早い開花となった。
今年は6日から観察を開始。この日は午前9時前、会員や市職員ら約20人が標本木の下に集合し、数輪の花が咲いているのを確認した。河村会長が「4月11日に開花したことを宣言します」と発表し、会員らは拍手で喜んだ。
同公園の桜は旧八戸測候所が観察を続けてきたが、2007年の無人化に伴い、08年から同会と市が観察を引き継いだ。市によると、八戸測候所時代からの観測を含めると、最も早い開花宣言は1990年の4月12日だった。
河村会長は「風が穏やかで素晴らしい天気の日に開花宣言できてうれしい。館鼻公園は海の見える眺めのいい公園なので、コロナ禍ではあるが桜を見に来てほしい」と語った。
同会と市は、新型コロナウイルス感染防止のため、レジャーシートを敷いての花見や園内での飲食は自粛するよう呼び掛けている。
今年は6日から観察を開始。この日は午前9時前、会員や市職員ら約20人が標本木の下に集合し、数輪の花が咲いているのを確認した。河村会長が「4月11日に開花したことを宣言します」と発表し、会員らは拍手で喜んだ。
同公園の桜は旧八戸測候所が観察を続けてきたが、2007年の無人化に伴い、08年から同会と市が観察を引き継いだ。市によると、八戸測候所時代からの観測を含めると、最も早い開花宣言は1990年の4月12日だった。
河村会長は「風が穏やかで素晴らしい天気の日に開花宣言できてうれしい。館鼻公園は海の見える眺めのいい公園なので、コロナ禍ではあるが桜を見に来てほしい」と語った。
同会と市は、新型コロナウイルス感染防止のため、レジャーシートを敷いての花見や園内での飲食は自粛するよう呼び掛けている。