青森県東通村に生息する県天然記念物「寒立馬(かんだちめ)」25頭が今年も尻屋崎周辺の牧草地に放された。10日、草をはみながら海辺をゆったり散歩する寒立馬の姿に観光客がカメラを向けて撮影を楽しんだ。
尻屋崎に続く道路は毎年12月1日から3月31日までの間は冬季閉鎖している。越冬放牧地「アタカ」に移動していた寒立馬は、今月2日に尻屋埼灯台周辺に放された。
10日は青空が広がり、観光やウオーキングを楽しむ人の姿が見られた。寒立馬は物おじせず、道路をのんびり横断したり、浜辺に下りたりして草をはみ続けた。同地区に住む会社員柾谷富男さん(59)は灯台周辺の約8キロがウオーキングコースだといい「こちらに馬が放されると、春になってきたな、と感じる。そろそろ子馬も生まれるので楽しみ」と話した。
村の担当者は「今は穏やかな馬も、5月以降の繁殖期になると気が立つこともある。馬ともソーシャルディスタンスを取って、ゆったりと安全に観光を楽しんでほしい」と話した。
尻屋崎に続く道路は毎年12月1日から3月31日までの間は冬季閉鎖している。越冬放牧地「アタカ」に移動していた寒立馬は、今月2日に尻屋埼灯台周辺に放された。
10日は青空が広がり、観光やウオーキングを楽しむ人の姿が見られた。寒立馬は物おじせず、道路をのんびり横断したり、浜辺に下りたりして草をはみ続けた。同地区に住む会社員柾谷富男さん(59)は灯台周辺の約8キロがウオーキングコースだといい「こちらに馬が放されると、春になってきたな、と感じる。そろそろ子馬も生まれるので楽しみ」と話した。
村の担当者は「今は穏やかな馬も、5月以降の繁殖期になると気が立つこともある。馬ともソーシャルディスタンスを取って、ゆったりと安全に観光を楽しんでほしい」と話した。