GMUのふるさとナビ3 東通・豪華な浜焼き


 「ふるさとナビの取材日程が決まりましたので、尻屋崎までお越しください。詳しくは現地で」。こんなお知らせが東通村役場から届きました。でも、肝心の食材に関する情報がありません。「いったい何を食べるんだろう?」。ドキドキとワクワクを抱えながら、GMUの木村莉奈、水樹華、武田羽瑠が下北へ向かいました。

 食リポ場所の尻屋漁港に着くと、炭火が準備されていました。いわゆる“浜焼き”ですね。畑中稔朗村長からは「外海地まきホタテや天然のホヤ、ウニ、イカがありますよ」というご説明が。荷さばき所のいけすは、まさに海の幸の宝庫です。東通牛の霜降り肉まで出てきて、こんな豪華版は竜宮城にも無いでしょう。

 魚介はどれも、いけすから出したばかりです。「炭火焼きのホタテは貝柱に厚みがあって弾力たっぷり。アワビはバターとの相性が抜群」(武田)。火を通さず生で試食した木村によると「ウニは一瞬でとろける甘みで、生まれて初めて食べたホヤはプリップリ」とのことです。焼きたての東通牛は「口の中いっぱいに、お肉のうまみが広がりました」(水樹)。

 この日いただいた食材は紹介し切れないので、ぜひ食リポ動画もお楽しみください。

 東通村の新鮮魚介や霜降り肉を手に入れるなら、毎月「9」が付く日(4ー11月)に野牛川レストハウス・直売所で行われる特売日がお勧め。東奥日報社の「うまい森 青いもり」関連のイベントでは、9月17日の八戸・館鼻岸壁朝市と11月4、5日の弘前フェア(さくら野百貨店弘前店)で、お肉や魚介の加工品が販売される予定ですよ。

 ▼問い合わせ 村商工観光課(TEL:0175-27-2111)

◆◆◆ちょっと耳寄り◆◆◆

 ■馬産地の歴史伝える「寒立馬」 東通村尻屋の寒立馬(かんだちめ)は、平安時代から名高い馬産地だった奧州の歴史と、下北の厳しい自然の中で育てられた田名部馬の伝統を象徴する存在。県天然記念物に指定され、行楽客にも人気です。尻屋崎周辺の開放時間や寒立馬の放牧場所は時季によって変わりますので、役場ホームページなどでご確認ください。

畑中村長お薦めの豪華食材に感激するGMU(左から)木村、武田、水樹=尻屋漁港

地まきホタテやアワビの浜焼きにうっとりする3人

たくましい姿と優しいまなざしが人気の寒立馬

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