尻屋埼灯台サイダーなど発売/東通

この夏、東通村の土産品として新たに加わった「ブルーベリーミルク饅頭」と「尻屋埼灯台サイダー」

 東通村産業振興公社はこの夏、村の新たな土産品として「ブルーベリーミルク饅頭(まんじゅう)」と「尻屋埼灯台サイダー」の販売を開始した。担当者は「どちらも年代を問わず好まれる味に出来上がった」とPRしている。

 ブルーベリーミルク饅頭は、同村産のブルーベリーを使用。これまでブルーベリーのジュースやジャムはあったが、ドライブの途中などで手軽に食べることができる土産品を作ろうと企画した。東通のブルーベリーの特徴である甘みが感じられるソースと、ミルク風味の白あんを生地で包んでおり、七戸町の「お菓子のみやきん」が製造した。6個入りで、年内は1箱千円、2024年からは1200円(いずれも税込み)。

 尻屋埼灯台サイダーは、22年12月に同灯台が国の重要文化財に指定されたことを記念して開発。八戸市の「八戸製氷冷蔵」が製造した。灯台のレンズの色をイメージした青色で、爽やかな酸味の中に塩を加えて甘さを引き立てている。バニラアイスと一緒にクリームソーダにして飲むのもおすすめだという。1本250ミリリットル入りで250円(税込み)。

 いずれも同村の野牛川レストハウスで販売しているほか、県内外の物産展などで出品する。同公社の尾崎詩織主査は「このお土産を手に取ってもらうことで、ブルーベリー農園や尻屋埼灯台へ足を運ぶきっかけになればと思う」と話した。

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