つがる市の魅力たっぷり 「じっちゃ!」青森県内上映始まる

上映後、舞台あいさつする(左から)中村さん、小野さん、千村利光監督=17日午後、つがる市

 青森県つがる市市制施行20周年記念映画「じっちゃ!」の県内先行上映が17日、始まった。同市のシネマヴィレッジ8・イオン柏では、初回上映後に主演の中村静香さんらが舞台あいさつし、「つがる市の魅力がたっぷり詰まっている。たくさんの支えがあって完成した」と語った。

 映画は、つがる市フィルムコミッション製作。四季折々のつがる市を舞台に、祖父が住む同市へ東京からIターン移住した孫娘と、メロン農家を営む祖父との絆を描いたヒューマンコメディー。俳優でタレントの中村さんが主演、俳優の小野武彦さんが祖父役を演じた。また、多くの市民らが馬市まつりのシーンなどにエキストラとして参加した。

 初回上映には約200人が来場。中村さんは冬のシーンについて「撮影に合わせるかのように一気に雪が降り積もった。天候も味方してくれた」と振り返り、「じっちゃと孫娘を通して、皆さんに温かい気持ちになってもらえれば」と呼びかけた。小野さんは「撮影していた時は(公開が)来年秋かと思っていたが、あっという間にこの日が来た。感慨無量」と語った。

 中村さんらは18日に青森市内、19日においらせ町内の劇場でも舞台あいさつを行う。映画は31日から池袋シネマ・ロサ(東京)など全国で順次公開される。

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