
青森県天然記念物の寒立馬(かんだちめ)の群れが、尻屋埼灯台(東通村)の周辺で、潮風に吹かれながらゆったりと草をはんでいる。好天に恵まれた19日、そびえ立つ白い灯台と、寝転んだりする馬たちが織りなすのどかな風景が広がっていた。灯台周辺での放牧は21日まで。
村は2023年度から放牧地をロープと電気柵で囲った上で限定的に放牧している。かつては、春から秋にかけて国重要文化財である灯台とその周辺を自由に歩く寒立馬がそろった光景は風物詩であり、観光の目玉でもあった。しかし22年度から観光客の安全面を考慮し、灯台周辺での放牧を基本的に取りやめている。
この日、放牧地一帯は津軽方面からの団体客らでにぎわいを見せていた。観光客らは、のんびりとたたずむ寒立馬の姿を熱心に写真に収めていた。
ツーリング仲間と訪れた弘前市の帰山祐司さん(51)は「自然の壮大さを感じる。寒立馬は脚が太くて迫力がある」と話した。
村は、馬に触らないことやペットを車から出さないことなどを呼びかけている。
村は2023年度から放牧地をロープと電気柵で囲った上で限定的に放牧している。かつては、春から秋にかけて国重要文化財である灯台とその周辺を自由に歩く寒立馬がそろった光景は風物詩であり、観光の目玉でもあった。しかし22年度から観光客の安全面を考慮し、灯台周辺での放牧を基本的に取りやめている。
この日、放牧地一帯は津軽方面からの団体客らでにぎわいを見せていた。観光客らは、のんびりとたたずむ寒立馬の姿を熱心に写真に収めていた。
ツーリング仲間と訪れた弘前市の帰山祐司さん(51)は「自然の壮大さを感じる。寒立馬は脚が太くて迫力がある」と話した。
村は、馬に触らないことやペットを車から出さないことなどを呼びかけている。