イカ箱販売店が5日、プラモ店開設/八戸

プラモデル店をオープンさせる柳谷さん=八戸市江陽4丁目

 イカ釣りで使う発泡スチロール箱販売の「やなぎや製凾」(青森県八戸市)が5日、工作室を併設したプラモデル店を同市江陽4丁目に開設する。イカの漁獲量が減少し会社経営が厳しさを増す中、生き残りを懸けて別の分野に挑戦する。柳谷武宏代表取締役(48)は「仕事帰りにプラモデルを作るとか、親子でものづくりを楽しむなど、新たな需要を掘り起こしたい」と意欲を見せている。

 柳谷さんによると、同社は1974年創業。段ボール製造とイカ箱の卸売りを主な業務としていた。だが、近年の漁獲量低下や製品の価格競争により、収益確保が難しい状況に陥っていた。加えて新型コロナウイルス感染拡大の影響も受け、事業の先行きが不透明になっていたという。

 こうした中、昨年春ごろから経営コンサルタントの助言を得て、倉庫など自社が所有する設備を活用して新たなビジネスができないかと思案。コロナ禍にあっても趣味にかかわる商品の動きが良いことに着目し、子どもの頃に好きだったプラモデルやフィギュアの販売を始めることにした。店内には、東京・秋葉原などで人気があるという商品をその場で作ることができる工作室を設置。工具や塗料なども提供し、客が手ぶらで立ち寄れるようにした。

 店名は「GEARBOX(ギアボックス)」で広さは約100平方メートル。キャラクター系を中心にプラモデルやフィギュア約500点、制作用の塗料約100色などを取りそろえた。柳谷さんは「プラモデルが好きだった人たちの気持ちを呼び起こしたい。ここで新たな交流が生まれ、まちの活性化へもつながっていけばいい」と話している。

 問い合わせは柳谷さん(電話090-9037-1387)へ。

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