津軽で古くから愛されるくじ付き駄菓子「イモ当て」に、りんごあん味が登場した。昭和40年ごろからイモ当てを作り続けてきた青森県弘前市の佐藤製菓の佐藤力雄専務(57)は「目をつぶって食べてもリンゴだと分かる味を目指した」と出来栄えに胸を張る。
「プチイモ当て 青森りんごあん」には、青森県産リンゴの果肉と果汁を使用。包む皮もリンゴ風味に仕上げた。あんにはリンゴのプレザーブ(蜜漬け)を練り込み、リンゴの食感も楽しむことができる。
佐藤製菓は、子どもが少なくなり駄菓子屋が減る中で、お土産としての販売戦略を探った。2012年、個数を減らした食べきりサイズ「プチイモ当て」を商品化し、東京や仙台での試食会に持ち込んだが、「くじ付き駄菓子になじみのない地元以外の人には、普通のあんドーナツとしてしか見てもらえなかった」(佐藤専務)。
そこで、青森といえばリンゴ-と、りんごあん味の開発に取り組んだ。約2年間、100回以上の試作を経て今月1日、発売にこぎ着けた。
佐藤製菓は1952(昭和27)年創業。「大王当て」や「糸引」などのくじ付き駄菓子を製造してきた。駄菓子屋が減り、他社がくじ付き駄菓子の製造から次々撤退していく中で、開発した「イモ当て」が大当たり。商圏を青森市や下北にまで拡大させた。
「プチイモ当て 青森りんごあん」は税抜き1200円。「親」が3個、「子」が8個、くじのシートが1枚入っている。販売場所は青森市のA-FACTORY、新青森駅、弘前市弘前駅パルシー、藤崎町ふじさき食彩テラスなど。問い合わせは佐藤製菓(電話0172-34-3356)へ。
「プチイモ当て 青森りんごあん」には、青森県産リンゴの果肉と果汁を使用。包む皮もリンゴ風味に仕上げた。あんにはリンゴのプレザーブ(蜜漬け)を練り込み、リンゴの食感も楽しむことができる。
佐藤製菓は、子どもが少なくなり駄菓子屋が減る中で、お土産としての販売戦略を探った。2012年、個数を減らした食べきりサイズ「プチイモ当て」を商品化し、東京や仙台での試食会に持ち込んだが、「くじ付き駄菓子になじみのない地元以外の人には、普通のあんドーナツとしてしか見てもらえなかった」(佐藤専務)。
そこで、青森といえばリンゴ-と、りんごあん味の開発に取り組んだ。約2年間、100回以上の試作を経て今月1日、発売にこぎ着けた。
佐藤製菓は1952(昭和27)年創業。「大王当て」や「糸引」などのくじ付き駄菓子を製造してきた。駄菓子屋が減り、他社がくじ付き駄菓子の製造から次々撤退していく中で、開発した「イモ当て」が大当たり。商圏を青森市や下北にまで拡大させた。
「プチイモ当て 青森りんごあん」は税抜き1200円。「親」が3個、「子」が8個、くじのシートが1枚入っている。販売場所は青森市のA-FACTORY、新青森駅、弘前市弘前駅パルシー、藤崎町ふじさき食彩テラスなど。問い合わせは佐藤製菓(電話0172-34-3356)へ。