津軽こけし館 ずぐり制作が最盛期/黒石

制作の最盛期を迎えている津軽地方伝統のこま「ずぐり」

 雪の上でも回る青森県津軽地方伝統のこま「ずぐり」の制作が黒石市の津軽こけし館で最盛期を迎え、津軽系こけし工人の小島利夏さんが作業に精を出している。

 ずぐりは回転している時に雪に埋もれないよう、「立ち子」と呼ばれる軸が丸く太いのが特徴。内側はすり鉢状で、丸みを帯びた「かぶずぐり」と、皿のような見た目の「皿ずぐり」がある。同館では一年で約500個制作しており、そのうち特に人気が高まる冬期間で半数以上を制作。数年前から、全国で使われている小学3年生用の国語教科書にも登場している。

 21日は小島さんが同館で制作を実演した。こけしと同じ素材のイタヤカエデの木地を滑らかな曲線状に削り、黄色や赤色など4色で着色。最後に立ち子の形を整え、20分ほどで色鮮やかなずぐりを完成させた。

 例年、黒石市で2月に開かれている「全日本ずぐり回し選手権大会」は今回、新型コロナウイルスの影響で中止となっており、小島さんは「大会の中止は残念だが、今年は少雪だった昨年と違い雪の状態がいいので、ぜひ外の遊びとしてずぐりを楽しんでほしい」と話した。

 また、同館では2月7日に、小学生を対象としたずぐりの絵付けやこま回しの体験イベントが開かれる。参加費は1200円(ずぐり2個と縄付き)。定員は18人で事前予約が必要。申し込みは同館(電話0172-54-8181)へ。

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