「大寒」の中、凍み豆腐作り 酸ケ湯温泉

氷点下11度を下回る中、凍み豆腐作りに精を出す従業員=20日、青森市の酸ケ湯温泉

 20日は一年で最も寒い時期とされる「大寒」。暦通り、青森県内は23観測地点全てで最高気温が0度を下回る真冬日となった。

 青森市の酸ケ湯温泉では厳冬期の風物詩、凍(し)み豆腐作りが行われた。同日午前、温泉付近は積雪が3メートルを超え、気温は氷点下11度以下と厳しい寒さ。駐車場に作った作業場に、従業員たちがパックの木綿豆腐を一つ一つつるしていくと、寒風に当たった豆腐から細いつららが伸びていった。

 酸ケ湯温泉宿泊サービス部の山形太郎係長によると、今年はコロナ禍での客数減少により、販売予定数は昨年の半分ほどの800丁。「気温が低く、今年は良い凍み豆腐ができそう。(観光客だけではなく)地元の人も湯葉のような食感を楽しんでほしい」と話した。

 凍み豆腐は一晩、極寒の外気にさらされうま味を増す。温泉の売店などで2月6日から一般販売される。

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