津軽海峡に回遊してくるクロマグロ。産地としては下北半島の大間、北海道の戸井が双璧をなすが、海峡の西側に位置する青森県外ケ浜町でも産地化が進んでいる。この20年ほどの間に三厩・竜飛地区の一本釣り漁師の技がレベルアップしてブランド化が進み、マグロ目当ての行楽客が海外からも訪れるようになった。
「マグロが揚がっていなければ、店を続けていられなかったかもしれないですよ」。こう話すのは、三厩漁港近くで「秀鮨」を営んで36年になる泉谷秀悦さん(66)、美子さん(63)夫妻。「よそからのお客さんは、ネットやスマホの情報でマグロを食べに来る人ばかり。台湾や香港、アメリカからも来ますよ」と人気ぶりを語る。
店内には、外ケ浜のマグロが脚光を浴びるきっかけになった新聞の切り抜きが飾られている。2003年10月17日に、三厩の漁師が300キロを超す大物を竜飛沖で釣り上げたという記事。町内の漁師が大間や戸井で行われているマグロ漁のノウハウを学び、釣り針の加工や鮮度維持の技術が上達したことを象徴する出来事だったという。
海峡マグロ産地として外ケ浜を発信しようと、町内外の物産フェアやイベントではマグロの解体ショーや即売も盛んに行われるようになった。
秀悦さんは「海峡のマグロを釣りたいと、町を訪れるお客さんも増えてきた。ここでしか楽しめないマグロの魅力を、もっと広めたいね」と意気盛んだ。
「マグロが揚がっていなければ、店を続けていられなかったかもしれないですよ」。こう話すのは、三厩漁港近くで「秀鮨」を営んで36年になる泉谷秀悦さん(66)、美子さん(63)夫妻。「よそからのお客さんは、ネットやスマホの情報でマグロを食べに来る人ばかり。台湾や香港、アメリカからも来ますよ」と人気ぶりを語る。
店内には、外ケ浜のマグロが脚光を浴びるきっかけになった新聞の切り抜きが飾られている。2003年10月17日に、三厩の漁師が300キロを超す大物を竜飛沖で釣り上げたという記事。町内の漁師が大間や戸井で行われているマグロ漁のノウハウを学び、釣り針の加工や鮮度維持の技術が上達したことを象徴する出来事だったという。
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▼おすすめ 3産品/奥津軽の魅力いっぱい/山崎 結子 町長
「むーもん」は、外ケ浜町にある縄文遺跡のPRに取り組む大平山元遺跡もりあげ隊の公式キャラクター。かわいいムササビをデザインした焼き菓子やクッキー、日本酒など、お土産にぴったりの商品があります。
平舘福祉会のマイタケは、障害者支援施設で通年栽培され、味と品質に定評があります。ホタテガイなどの地場産品と組み合わせた釜飯や炊き込みご飯の具材としてもお薦めです。
竜飛養殖生産組合のマツカワガレイは、青函トンネルから出る海洋深層水を活用した高級食材。津軽海峡と陸奥湾に面した外ケ浜はマグロ、生ウニ、焼き干しなど海の幸も自慢です。奥津軽の食の魅力を満喫しに、ぜひおいでください。
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竜飛養殖生産組合のマツカワガレイは、青函トンネルから出る海洋深層水を活用した高級食材。津軽海峡と陸奥湾に面した外ケ浜はマグロ、生ウニ、焼き干しなど海の幸も自慢です。奥津軽の食の魅力を満喫しに、ぜひおいでください。
【問い合わせ先】外ケ浜町役場産業観光課(TEL0174-31-1228)